私が出席したシンガポールで行われた国際シンポジウムでドイツの歯科医に日本ではこの金属をよく使用するのですか?と銀歯を差して尋ねていました。そして自国ではこのレベルの金属は使用禁止になっていますと言ってました。
まさに最低保障レベルと言えます。又、新卒の先生とベテランの先生、勉強熱心な先生とそれ程でもない先生も全く同じ評価の中で向上心をもてるのは、その先生の使命感次第ということになります。その上いわゆる疾病保険で予防はほとんど入っておらず入口からくい止めて医療費増大にストップをかけようとするコンセプトも見えません。その結果、やり治し再発が頻発し、多くの方がこんなものとあきらめているのではないのでしょうか。近年虫歯の数、歯周病率が下がる傾向にあるものの、これは歯科医院増加のよる経営難対策で悪い所は見逃せないようになったものであいかわらず、先進国内では、目を覆いたくなるような最悪のデータがそこにあります。
患者様の多くは保険を使いたいのではなく健康を確保したいのではないでしょうか?健康保険も緊急性のある時やとりあえずの機能回復には多くの国民が助けられているのは私も感じています。アメリカでは盲腸手術無保険だと250万かかるので受けようにも受けられない人が多くいるわけです。1本の歯の神経を取るのも6万円程かかるところが日本では数千円です。まぁ悪くなっても数千円、いいや面倒くさいし、もう少しいいや、アメリカ等は悪くするとお金がかかるし社会が認めない。じゃあ早いうちに…。
支台築造 |
24.1倍 |
インレー |
18.6倍 |
歯石除去 |
17.2倍 |
複合レジン充填 |
9.0倍 |
X線標準 |
4.5倍 |
ここにきて急追してきましたが、8020達成者率にも差をつけられているゆえんでしょう。データでは何をしている時が楽しいかの問いに8020達成者は家族との団らん、友人とのおしゃべり等人との接触場面、非達成者はテレビ・盆栽・散歩等独りで出来ることが多いのです。年を重ねる中で食生活、人との交流はその重さは増していきますよね。頑張ってきた人生の自分にささやかなごほうびをあげたい時に噛めない、しゃべれない、笑えないのは何とも寂しい限りです。それを回避するにはまずは長持ちする機能性の高い、そして美しい、その方を最高に演出するものでなくてはなりません。